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療養環境を作る力もアラジンケアの強み

2019/03/07

■看護師が看護を行うための環境作り

在宅における療養生活では、対象者(お客様)の自宅が看護の現場となります。

病院や施設のように、もともと療養生活や看護・介護を行うことが前提ではない空間なので、生活の場でありながらも療養にも適した環境に整備していく必要があります。

看護師は国家資格を持つ医療の専門家ですが、その専門性を発揮するためには、看護を提供する環境を整えることが非常に重要なのです。

とは言っても、お客様の自宅を病室のように改造するわけではありません。

ケア物品を使いやすいように整理整頓したり、清潔を保つためにこまめに掃除したり、また転倒を防ぐような動線に配慮した物の配置を行うといった、ハード面における地道な作業の積み重ねです。

さらに、複数の看護師がチームで共有できるマニュアル作成など、ソフト面を整備することも大切な環境作りの一環と言えます。

 

自宅という生活の場の雰囲気を損ねることなく、療養や看護にも適した環境作りは、お客様ひとりひとりの個別性を意識した事前のアセスメント結果も反映させます。先の記事にもあるようにアラジンケアがお客様への多面的なアセスメントを重視しているのは、この環境整備のためでもあります。

『看護のアセスメント力がアラジンケアの強み』

 

■アラジンケアが環境整備を重視する理由

アラジンケアが、このようにハード面、ソフト面、両面での療養環境整備を重視する理由には、大きく次の3点があります。

①看護師の専門性を最大限に発揮するため

ナイチンゲールの『看護覚書き』では、次のように『看護』を定義しています。

「看護とは、新鮮な空気、陽光、暖かさ、清潔さ、静かさを適切に保ち、食事を適切に選択し管理すること。こういったことのすべてを、患者の生命力の消耗を最小にするように整えることを意味すべきである。」

そもそも看護は、療養環境の整備も含めて看護の範疇としています。

療養(看護)環境というベースを整え、対象者の生命力を最大限引き出すことは、在宅であっても看護の基本なのです。

 

②看護の質を高いレベルで均質化するため

アラジンケアでは、看護師の採用時に面接を実施し、適性を判断した上で、研修やOJTもしっかり行います。高い品質の看護サービスを提供するための採用基準や採用後の教育制度ですが、看護師の能力だけに頼ったサービスでは、人によってどうしても違いが生じます。そこでアラジンケアでは、現場の環境整備もしっかり行うことで、看護師個々人の力量だけに頼らない、均質な看護サービスを目指しているのです。

 

③看護に継続性を持たせるため

複数の看護師がチームで介入するケースがあります。対象者を多様な視点でアセスメントすることは非常に重要なのですが、それを実際の看護に反映させなければなりません。チームでの看護に継続性を持たせるためには、きちんと療養(看護)環境が整備されていることが大切なのです。

 

■看護師がいる安心を効果の見える満足へ

アラジンケアをご利用になるお客様からは、「看護師がいれば安心」「医療行為は専門家に任せたい」といった声がよく聞かれます。

これらの声を掘り下げると、お客様がアラジンケアに求めるものとして、医療の専門家が介入することの安心感といった「精神的な満足」と、専門家の介入による結果への期待という「目に見える満足」に大きく分けられるのではないかと考えています。

アラジンケアは、このどちらの満足も重視したいと考えています。

 

「精神的な満足」だけであれば、ただ看護師が介入するだけでよいのかもしれません。しかし、長期療養にせよ、ターミナルケアにせよ、期間(時間)の長さによらず、ご家族が求める目標というものが必ずあり、その目標の実現に少しでも近づけることが大切です。

「少しでも痛みや不快さのない生活」や「家族が見守る看取り」など、対象者やご家族が心に秘めている具体的な目標を実現することは、安心感の次のステップとなります。「目に見える満足」です。

そして、目標の実現のためには、看護師が目標を共有し、看護を均質で高いレベルで提供し、それが継続して提供できることが求められるのです。

つまり、前述したように療養(看護)環境の整備が重要になってくるのです。

 

アラジンケアは、利用されるお客様が「使ってよかった」と感じていただく「精神的な満足」と「目に見える満足」の両方を目指しています。